語りかけ

　夕べは、この一年くらい行っていなかったあるグループのバイブルスタディに行って来た。彼らとは、もう十年以上ずっと一緒に集まっていたのだけれど、この一年ほどこちらのニーズが変わったため、ちょっとご無沙汰してしまっていた。だけど、久しぶりに行ってみて、やはり長い年月をかけて築き上げてきた関係というものの重みを感じた。
　今、私の中でちょっと考えたり迷ったり悩んだりしていることがあって、そのことについて分かち合った。するとみんなは、まず感情面での励ましをくれ、それから具体的で実践的なアドバイスをくれ、さらに霊を注いで祈ってくれた。感情面、実際面、霊的な面のトリプルサポートだ。とても嬉しく、ありがたかった。
　さらに夜、帰宅してからその件について一人で祈っていた時、「神の国とその義を第一に求めなさい」と語られた。具体的なことについての導きを祈り求める以前に、もっと主御自身を求めて欲しいと主が願っておられるのがわかった。自分のことにとらわれて、勇み足になったり臆病になったりしていた私に、神様が心の交通整理をしてくださった感じ。その上で主は、主御自身が語られ、扉を開き、私を押し出してくれるその時が来たら、私は一切恐れることなく、平安と確信を持って堂々と前進すればよいと語ってくださった。その時が来たら、あなたは必ず主の御声を聞き分けることができるから大丈夫だ、今はただ、わたしを求めなさいと、語ってくださった。しかも、昨日はある人から久しぶりに連絡が入り、神様がその人と一緒に祈りなさいと示してくださっているのも感じた。
　主の細やかなご配慮に、感謝。

神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられる。「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」
（イザヤ３０：１５）