夕べは楽しかった&謎が解けた
夕べのOくんの訪問は、とても楽しかった。Oくんに会うのは二年ぶり。ぼぼるパパは彼と山登りの話をしたり、流体力学の話をしたり、天気予報や温暖化の話をしたり、日本の大学や研究所の苦労話を聞いたり… やっぱりねー、派閥争いとか、お役所との兼ね合いとか、いろいろ大変そうです。
最近日本でも竜巻が起きたりしているが、テレビで気象予報士さんが、それは違うだろう!と突っ込みたくなるような間違いを堂々と解説していたりするとかの話も面白かった。あと、最近の学生は、熱意はあるけれどもいかんせん学力が下がっているという話も。院試の面接で、「僕は、地球を救いたいんです!」と言う学生さんがいて、思わず「では、君はウルトラ警備隊に入ったらどうだね」と言いたくなる、とか。(笑)やっぱり現場のサイエンティストたちは、自分たちがやっていることを現実的に見ているよね。いくら科学が発達したといっても、(今の時点で)できる事とできない事、分かる事と分からない事がある。民間やお役所は、現実を無視した過度の期待をしてきたりして、研究者の人たちは苦労するらしい。(これはOくんとは関係ない話だけど、要するに科学とは常に発展途上にあるものなので、たとえば聖書の記述と科学の説明が現時点で矛盾していることがあっても、聖書か科学か、どっちが正しいのだ!?と慌てる必要はない、といつもぼぼるパパが言っているのを思い出した。)
専門的な話はもちろん私にはわからないんだけど、Oくんは私にもわかるように説明してくれたり、どうしても専門的になっちゃう時は「すみません」と一言断ってくれたりして、すごく気配りが効いている。いつも思うんだけど、ぼぼるパパの友人は、みーんなとても優しくて律儀で礼儀正しい。
ところで、デザートに出したチョコレートピーカンパイ、食べてみたら、どうも何かが違った。味は甘くて、まぁチョコレートとピ−カンなんだけど、妙に飴っぽいというか、歯にくっつくような食感で、期待していたものからはちょっとずれていた。何がいけなかったのだろうと、他のチョコレートピーカンパイのレシピをみたり、私が使ったレシピを見直したり、使ったチョコレートチップの袋を確認したりして、何がいけなかったのかが分かった! 私が使ったレシピにはチョコレートチップ4オンス、と書いてあったのに、私はそれを4カップと勘違いしてしまったのである。これは大きな違いですよ。チョコチップ4オンスっていうのは、2/3カップなんですね。(12オンス入りの袋に2カップって書いてあった。)それを4カップだと思っちゃったから、なんとレシピの6倍ものチョコレートを使ってしまったのです。チョコレートフィリングが倍の量できたわけだよ。(苦笑) 私、よくやるんだよね、こういうポカ。 よっしゃー、何がいけなかったのか分かったから、土曜日にはリベンジでもう一度このパイに挑戦するぞ!