ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

嬉しかったこと

 寒さのせいもあってここしばらく買い物に出ていなかったため、日曜日には冷蔵庫がほとんど空っぽの状態だった。それでも、買い物に行って自分で食事の支度をするのが億劫だったため(グータラ母)、最近うちの近くにできたファミレスに行こうか、ということになった。しかしエミは宿題があるので外食したくないと言い、留守番することになり、みんも夜は教会のユースグループがあるので一緒には来れなかった。そこで下の子供二人を連れて4人で食事に行き、エミとみんの分はテイクアウトすることにした。
 食事はそれなりに美味しくて満足だったのだけれど、支払いをする頃になっても、あらかじめ注文しておいたテイクアウトの分が出来上がってこない。随分待ったなぁという頃にになったら、マネージャーが出てきて、遅くなったことを詫び、テイクアウトの二人分の食事はなんとタダにしてくれた! オープンしたばかりだからか、なかなか顧客サービスが行き届いていてよろしい、と思いつつ、教会でみんをピックアップしてから帰宅。
 お腹をすかせていた二人の娘たちに、「ご飯買ってきたよー」と包みを開いて見せたまでは良かったが、確かに二人分注文したのに、なんと一人分しか入っていない!!! タダにしてもらった手前、なんだか文句も言いに行けないし(さんざん待たされた後だから、今からもう一人分作ってもらうほど待てなかったし)、子供は二人いるのに一人分の食事しかなくてどうしよう、と私は困ってしまった。でも、エミもみんも、「いいよ、これを二人で分けて食べるから」と、一言も不平を言わず、さっさと二人で食べ始めた。一人分しかなかったからあっという間に食べ終わったけれど、二人とも、「あー、美味しかった。ありがとう、お母さん!」
 「まぁ! 食べ物は足りなかったのに、全然文句を言わなかった上に、ありがとうとまで言ってくれるなんて! あなたたちは優しいねぇ」と私が言うと、エミは「だって、お母さんが買って来てくれたんだから、お礼を言うのは当然でしょう?」 みんも、「ママが私たちのためにしてくれること、当たり前だとは思ってないもん (I don't take for granted what you do for us)」
 娘達の優しさに、私は感激してウルウル泣いてしまいました。母親はだらしないのに、子供たちはこんなに良い子に育ってくれていて、本当に感謝です。

ホーム日記ミルトスの木かげで(最新)