ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

一休み/ネルソン氏の証

 連日の強行軍で、さすがに今日は疲れが出てきたため、午後はお昼寝をした。昨日は新宿で数名の友人と会って楽しいひと時を過ごしたが、そのときのことはまた後でゆっくり書こう。

 今朝の東京ホライズンでのジェフ・ネルソン氏のコンサート礼拝はとてもよかった。氏が賛美を導き、メッセージはいつものように平野先生。ネルソン氏は歌も歌われるんですねぇ。とても素敵な声でした。CDでは、ピアノ演奏だけみたいだけど。
 ネルソン氏の証が、私も共感できる話で、非常によかった。今回、間一髪で日本にこれなくなるかもしれなかった話。
 アメリカ出発の当日、空港でチェックインしようとしたら、「あなたのパスポート、期限が切れていますよ」といわれたのだそうだ。あわててマネージャーに電話したら、郵便局のパスポート課に連絡してみたら、とのアドバイス。話を聞きながら、私は内心、「ダメ、ダメ、郵便局のパスポート課の人なんて、全然役に立たないよ。うちもそれでひどい目にあったのだから」と思っていた。
 電話して、何とか一日でパスポートを取れませんかねと聞いてみたものの、答えは「不可能ですよ!」そりゃそうだ。とにかく現在のアメリカのパスポート発行状況は最悪なのだから。しかし郵便局の人は、「それでも、念のため、パスポート用の写真だけは撮っておいたらどうですか、どうせいずれは必要になるだろうし」と言った。そこで彼は写真を撮る場所に向かった。歩きながら、マネージャーの電話番号をメモしてあった紙の裏側をひょいと見てみた。昔の御言葉カレンダーの切れはしの裏に書き留めてあったもので、そこには、「With God, all things are possible」と書いてあった。何をどうすればpossibleになるのかわからないものの、それに励まされつつパスポート写真を撮った。そのとき、カメラマンのおじさんがある電話番号をくれて、「ここに電話してみればどうですか」と言った。その番号は、ワシントンDCのコングレスマン(下院議員)のものだった。私は内心、「そうそう!コングレスマンだよ!」とにっこりした。私も、イリノイ州のコングレスマン、バラク・オバマ氏のオフィスに電話し、とても助けてもらったし。
 ネルソン氏は、コングレスマンに電話してもそんなに簡単に通じるのだろうかと半信半疑だったものの、すぐに電話は通じ、今すぐワシントンDCの彼のオフィスにいらっしゃいといわれた。空港の人に、ワシントンDC行きの飛行機はありますか、と聞くと、「一便だけありますが、これから5分で出発です」といわれ、彼は大慌てで走って乗り込んだ。DCに着き、コングレスマンのオフィスに到着すると、コングレスマンがじきじきにネルソン氏と会ってくれ、「ネルソン氏のパスポートの更新をexpedite(迅速処理)でやってください」という手紙を書いてくれた。
 ネルソン氏は、その足でパスポートオフィスに向かった。私自身、日本に来る二日前にシカゴのパスポートオフィスで朝6時から並んだが、ネルソン氏も、いったい何時間待たされることになるだろうかと思いつつ並んだそうだ。しかし、彼の名前は15分後に呼ばれ、ただちにパスポートが発券された。空港でパスポートが切れていますよと言われてから、新しいパスポートを手にするまで、その間わずか7時間だった。
 普通だったらありえなーーーーい! でも、With God, all things are possible!! ハレルヤ!

 そんな訳で、ネルソン氏は次の日には無事日本行きの飛行機に乗り、こうして日本での御奉仕を予定通りなさってくださったのだった。主に感謝!

 礼拝の後は、ブログ読者のマリさんとご主人、それからM福音自由教会から来てくださったMさんとお会いするチャンスもあり、それもまた嬉しく感謝なひと時でした。(来てくださってありがとう!!)

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