ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

寒い朝/visitation

 今朝は氷点下4度くらい。一晩外に停めてあったエミの車のハンドルを握ると、氷のように冷たい。ハンドルカバーを買ってこないと。
 実は数日前、私はやってしまった。うちでは親が乗っている車(シエナ)はガレージの中に、エミの車(カムリ)は外に停めている。シエナを出す時にはカムリにぶつけないように注意しないといけない。でも、私はカムリがあることを忘れて、つい勢いよく出してしまうことがあり、いつかはぶつけるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
 そしたら、やはりやってしまったのだ。シエナをガレージから出すとき、ガクンと嫌な衝撃。しまったー!と慌てて車を止め、外に出て外傷の確認。でも、音のわりには車体には傷がついていなかったので、ホッと胸をなでおろしつつ、今度は気をつけてソロソロを車を出した。しかし、カムリの横を通り過ぎた時、何かいつもとは違うものが目にはいった。見たくない! しかし確認しないわけにはいかない… いや〜な気持ちでもう一度車を降りると、Alas, そこにはカムリの左側のドアミラーが、無惨にも折れてぶらさがっていた。
 ワイヤーは無事だったので、さいわいミラーの向きを調整するのは問題なかった。とにかく、車体に固定しなおさなくては、ということで、銀色のダクトテープでガチガチにとめた。エミ、ごめんね。エミは、どうせ自分もぶつけるかもしれないし、と思っているのか、全然気にしていない様子だったのでありがたかったが。やれやれ、やっぱりやっちゃったかー。


 ところで、昨日は先日亡くなられた女の子のvisitation(お通夜)にエミと二人で行って来た。場所は教会で、大勢の人が来ていた。そこで弔問客に配られていたメモリアルのカードを読んで、だいたいの事情がわかった。彼女は、長らく躁うつ病と戦っていたのだそうだ。学校も、地元の公立高校ではなく特別なケアを必要とする子どもたちの専門学校に通っていたらしい。パスターやユースミニストリーのリーダーたちは、彼女の戦いを知っていて、ご家族との協力のもとで暖かく見守りつつ励ましていたようだ。
 彼女が亡くなった少し前におじいちゃんが亡くなられたばかりだったそうで、彼女はおじいちゃんの家で、後を追うようにして自らの命を絶ったらしい。おじいちゃんっ子だったのだろうか…
 彼女は女の子三人男の子二人の5人の兄弟姉妹の一番上だった。カードには「life-long battle」とあったので、彼女の病は、本人にとってもご家族にとっても、かなり長期にわたっての戦いだったのだろう。大変な道のりだったろうが、教会で周りの人たちから愛され、大勢の友や信頼できる大人たちに囲まれ、彼女は少なくとも元気な時にはきっと幸せだったに違いない。夕べ展示されていた数々の写真やスライドショーからも、彼女がどれだけ多くの人に愛されてきたかがわかった。残されたご家族にはいろいろな思いがあることと察する。引き続き、ご家族の上に主のさらなる慰めと守りがあることを祈る。
 お祈りに覚えていてくださった皆さん、どうもありがとうございます。こういう事情だったことがわかったので、ご報告いたします。

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