ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

イエローストーン旅行記(1)

 書き始めないとそのうち記憶が薄らいでしまうので、とにかくメモ程度でもいいから書き始めることにする。

 第一日め(7月28日):VBSの最終日、夜9時に終わったところに夫と娘三人に教会まで迎えに来てもらう。荷物はすでに昼間のうちにすべて積んだ。テントやら寝袋やらブランケット、タオル、カセットコンロ、その他もろもろ、車のルーフトップにつける荷台も買って、とにかくびっしりに荷物を詰め込んだ。
 9時から11時まで夫が運転、11時から1時半まで私が運転、1時半から翌朝6時近くまで夫が運転。夜もすっかり明けて、もう一度私と交代したときは、サウスダコタのスーフォールズにさしかかるあたり。夜は交通量も少なく、あちこち工事があったものの、快適なドライブだった。イリノイ→アイオワ→サウスダコタ
 第二日め(7月29日):スーフォールズについたら朝食にしようと言っていたのだけれど、ぼぼるパパは交代したばかりでガーっと眠っていて起こすのは可哀想だったので、止まらずにスーフォールズも通り過ぎる。町中を過ぎると、すっかりド田舎の景色。途中で、「ローラ・インガルス・ワイルダーの故郷」という看板が立っていた。なるほど、こんなに何にもないところに家が一件立っていれば、確かに「大草原の小さな家」だよね。
 朝も8時頃になり、みんなも起きてきたので、そろそろ朝食にしようと思ったものの、ちっともレストランの看板が出てこない。どこかの町でハイウェイを降りれば、きっと何かあるよね、と聞いたことのない町に立ち寄ったが、なんと、何もなかった!「ビジネス街」と標識が出ている方向に行ったものの、おんぼろな納屋みたいなのがいくつかあっただけ。この町の人はいったいどうやって暮らしているのだろう??
 仕方がないので、もう一度ハイウェイに戻り、ミッチェルという次の大きめな町に行く。ファミレスでのんびり朝食をとってから、再び西に向かう。今度はエミの出番。その後、何度か私やパパとも交代。


 何にもないのだけれど、地平線まで続くまっすぐな道路や、ゆるやかな丘陵の風景が面白くて、車の中から何枚も似たような写真を撮っていた。(笑)
 この日のお昼はどうしたのか、私の記憶からは抜け落ちているので(もう忘れ始めている!)、あとで思い出したら書き足します。(思い出しました。この日は朝がたっぷりだったので、お昼は抜きで走り続けたのでした。)
 そのうちセントラルタイム(中部時間)からマウンテンタイム(山岳部時間)に移り、時計を一時間戻す。ほぼ予定どおり、現地時間の3時頃にサウスダコタのラピッド・シティーに到着。まずは宿にチェックイン。そのとき、エミが「サンダルが片方ない!」と騒ぐ。車の中があまりに荷物で溢れ返っていて、おそらくどこかで運転を変わったとき、サンダルを片方落としてきたと思われた。そこで、たまたま宿の隣にあったウォルマートで2ドルのサンダルを購入。
 一息ついたら目指すマウント・ラシュモアへ。町からは小一時間のキーストーンという町の山の中に入る。

政府から委託されたガットスン・ボーグラムは400人の作業員とともに、標高1745メートルのラシュモア山の白い花崗岩の露頭に、1927年から1941年10月31日まで14年間をかけて、60フィート(18m)にも及ぶ巨大な胸像を彫った。彫られているのは、アメリカ合衆国建国から150年の歴史を表す四人の大統領(ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソンセオドア・ルーズベルトエイブラハム・リンカーン)である。ラシュモア山の岩盤は非常に硬質で、彫刻作業は困難を極め、ダイナマイトで砕きながらの作業となった。硬質な岩盤が選ばれた理由は、アメリカの象徴ともいえるこのモニュメントが長期にわたって風化しないようにという配慮からである。(ウィキペディアより)




わかりにくいですが、手には指揮棒を持っています。ここで指揮棒を振る写真を撮りたかったそうで、家からわざわざ持ってきたエミ。

グーフィー・ナカムラキッズ

 山から降りると、今度は夕食。西の方に来ると、無性にステーキが食べたくなる私たち。宿でステーキの美味しいお店を聞いて、そこに行く。アメリカでステーキを食べるときは、いつもお醤油が欲しくなるので、今回はしっかり持参した。
 食後は宿に戻り、次の日に備えて休息。

 第三日め(7月30日):朝は7時には起床し、宿で朝食をとってから早々に出発。ここから先の予定は、ぼぼるパパにすっかりまかせてあったので、私はこれからどこに泊まることになるのか、ぜんぜんわかっていなかったのだけれど、東から来るのだから当然イエローストーンの東側の入り口に行くのだろうと思っていた。しかしぼぼるパパの計画は違った。サウスダコタからワイオミング、そしてモンタナへと入ってイエローストーン国立公園の北側に回り、ビッグスカイというリゾート地を通り過ぎ、その奥にある人里離れた山際の、川が流れる牧場へと私たちはたどりついた。(そこに到着する前には、地元の町にあるフライフィッシングのお店で、いくつかフライを買った。)その川は、「リバー・ランズ・スルー・イット」という映画の舞台にもなったガラティン川。そこでフライフィッシイングをするのが彼の夢だったらしい。地図を見て、「東から運転してきた私たちが、なんでこっち側にいるの?」と思ったけれど、そこは文句なく美しい場所で、ひたすらため息。(ここにガラティン川のすごくきれいな写真があります。)

フライフィッシングのお店の看板。面白かったので写してみた。

釣りをする夫。


釣りをするパパをカメラを構えて見学する子どもたち。


ロッジ外観。

中はこんな感じ。
 夕食は、ここのロッジのレストランで。私はニジマス、夫はエルク(ムースまたはヘラジカとも言う)のステーキ。エミはバッファローのミートローフ。残り三人は普通のもの。美味しかったです〜。

エルクステーキ。マッシュルームソースがかかっています。


食後に流れ星を探して夜空を見上げる娘たち。ちょうど大きな岩があって、そこに3人で寝そべっている。

姉たちが流れ星を探している間、ケンはスヤスヤと夢の中。

 私たちが泊まったロッジのウェブサイトです。http://www.320ranch.com/ サイトにClassic Cowboy styleとありますが、本当にロッジの人たちはみんなカウボーイハットにウェスタンブーツ、馬に乗るときのズボンの前掛け(??)みたいなのをつけ、早朝には牧場の馬が何十頭も列をなして歩いていたりして、素敵でした。一泊しかしなかったのがもったいない。いつかまた来たいな。シカゴからモンタナは遠いけどね…

 なかなか肝心のイエローストーンに到着しなくてすみません。続きはまた明日以降に。

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