みんの舞台
…といっても、今回は裏方。Running crew(黒子)をやっているらしい。
黒子なので、黒いTシャツを裏返しに着て、黒いジーンズを履いている。ふとみんの靴をみると、靴も黒い。こんな黒い靴、みんは持っていたっけ?とよくみると、運動靴を黒い油性ペンで真っ黒に塗りたくってあった。(汗)
本番の最中、真っ暗な舞台そでで、ベンチにつまずいてひっくり返し、大きな音をたててしまったのだそうだ。膝には大きな青あざができ、とても痛かったのに、「大丈夫?」などと声をかけてもらうどころか、たちまちみんなに、「誰だっ、音をたてたのは!?」と叱られたといって、悲しそうにしていた。(笑)
毎年、年度の最初に行われる舞台は子供向けで、地域の小学生たちも、学校の時間内に先生に引率されて観にくる。ケンの小学校も昨日に行ったらしい。
みん「どうだった?」
ケン「…うん。よかったよ…」(ためらいがちに)
みん「どこが良かった?」
ケン「…うん。(言葉を探している) …途中で、僕たちみんな、眠くなってきちゃってさ… そしたら、急に大きな音がしたでしょ、それでみんなびっくりして目が覚めたんだ。それが良かったよ」
みん「…(複雑な表情)ああ、あそこね…」
ケン「それからさぁ、最初の場面が結構恐かった。今年のは、去年のとは全然違ったね。去年のはすごく楽しかったよね」
みん「……」