ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

親であることの喜び

 今日の午後3時過ぎ、ケンの学校から電話がかかってきた。何事かと思ったら、ケンが自転車の鍵のコンビネーションを忘れてしまい、自転車を動かせなくなったという。実はケンは今朝、「誰にもコンビネーションを破られないように、僕は毎日変えているんだ!」と得意そうに教えてくれたばかり。そんなことしたら忘れるぞと思っていたら、案の定だ。とにかく、とりあえず車で迎えに行った。
 学校のオフィスには、ケンがみじめな顔をして、ちょっと涙目でしょんぼり座っていた。
 「ケン!コンビネーションを毎日変えてたら、やっぱり忘れちゃったの?」私が笑いながら言うと、ケンは恥ずかしそうにうなづいた。オフィスの人たちも、「これなら確かに、安全は安全だけどねぇ〜」と愉快そうに笑っていた。
 「お騒がせしてどうもすみません。これから二人でちょっとトライしてみます。」「がんばってくださね〜」
 学校の駐輪場まで歩きながら私が大笑いをしていたら、ケンも気を取り直したようで、「コンビネーションには限りがあるんだから、頑張ればいつかは絶対はずれるはずだ!」と俄然盛り上がってきた。
 ロックは4桁の数字。ケン曰く、「僕は一番最初の数字はいつも『2』にしているんだ」「それなら希望はあるわよ。順番にやっていきましょう」
 2000から始めて、2001、2002…と順番に試していく。だんだん数字が上がっていくが、鍵は外れない。2900まで来て、「あともう少し! もし本当に『2』から始まっているならね」と言うと、ケンは「多分『2』から始まるはずなんだけど」。と突然弱気。(汗)
 結局、2000番台の数字を全部試したけれど鍵は外れなかった。雨が降ってきてしまったので、今日はこれで終わり。でもこれだけ試すのに30分しかかからなかったので、残りを全部試すのは、最高でも270分。やればできる! 天気予報ではあいにく明日とあさっては雨らしいけど、晴れたらローンチェアとコーヒーでも持って、がんばってきましょう。
 ケンには、「これはケンが大きくなってから笑い話にするのに、格好のストーリーだね!」と言うと、うひゃひゃと嬉しそうに笑っていた。(^^)

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