ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

箱根

日本で母と行った箱根の旅館からは、早川の谷を隔てて明星ヶ岳の大文字がよく見えた。毎年8月16日に送り火が灯されるのだそうだ。大文字火というと思い出されるのが、この「てん」で大文字にならねえ、というお話。

結構有名な話らしいけど、真偽のほどは定かではない。昔京都で「学生はん」をなさっていたH氏あたりなら、知ってるかもね。

箱根ではこのほか、母の推薦でポーラ美術館に行った。というか、そこしか行かなかった。森の中のガラスばりのおしゃれな美術館だった。折しも印象派展を開催中。印象派なら私の地元でアメリカ三大美術館のひとつであるシカゴ美術館でいくらでも見れるのだが、私は大きな美術館というのは疲れやすくてどうも好きになれない。その点ポーラ美術館は内部空間がゆったりとってあるわりには3時間半ですべてをじっくり見ることができ、ちょうどよかった。(同じ理由で、ニューヨークで19世紀以前の西洋画を見るんだったらメトロポリタン美術館よりフリック・コレクションの方が絶対いい。)本当のことを言うと、印象派とか点描画法とかには今はそれほどアピールを感じないのだが、それでもセザンヌとかタヒチを描いたゴーギャンとか白の時代のユトリロとかは、結構好きだったりする。

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