ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

カトリーナ(4)

 今朝、エミを学校に送る車の中でドブソン博士の番組を聴いていたら、ニューオーリンズを覆っている水はものすごく汚染されているのに、今のところコレラもチフスも赤痢も発生していないのは、神の憐れみとしかいいようがない、と話していた。でもこれから先、蚊が大量発生するかもしれないし、とにかく当局は疫病発生の事態にならないよう、全力を尽くしているとのこと。

 本当に目と鼻と口を覆いたくなるような惨状だろうと思う。日本のメディアにも出ていたけれど、水の中にはワニだのヘビだのがうようよいて、油やゴミや排泄物などが浮かび、水が引くにしたがって、遺体(ワニに食いちぎられているもの、腐敗しているものなども)が姿を現し始め… そういうところで、後処理をしなくてはいけないなんて、想像を絶する。数百人の警官が職場放棄や辞職しただけでなく、自殺してしまった警官もいるらしい。ボランティアの方たちを含め、皆さん、大変な精神的ストレスの中にいる、と現場を視察してきた救世軍の司令官の方が話していた。物理的なニーズの満たしはもちろん、彼らの心と霊が守られるように祈らないといけない、と。

 また、「カトリーナ」という名前は、pureを意味するのだそうだ。もちろん今回のハリケ−ンは神のpurifying work(浄化の御業)だったなどと、単純に結びつけようとは全く思わないが、この惨事の中からも、何か良いものが生まれて来ますようにと祈らずにはおれない。

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