ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

Happy Mother's Day!

 夕べ、エミが珍しいことに夕食の後もいつまでもキッチンに残り、何ということはなしにグズグズしていた。ふだんだったらさっさと自分の部屋に引き上げるのに、何か言いたげにしているように見えた。それで私は聞いた。

 「どうしたの? 何かあるの?」

 エミはニヤニヤするだけで、否定するでもなし、話し始めるでもなし。

 「どうしたのよ? 話してごらんよ」

 「えー…」 ぐずぐずぐず…

 何か困ったことでもあるのか、それとも告白したいことがあるのか… 気になるけど、本人が言おうとしないものは無理に聞き出せない。それに、もしも何かものすごくショッキングなことだったらどうしよう。はっきり言って、あんまり聞きたくないような気もする… しばらく待ってみたけど話し出す気配がなかったので、私は立ち上がって自分の用事を始めた。エミはなおもソファに座ったまま、ぐずぐずしている。

 嫌だなぁ… 何なんだろう。聞きたくないよ、きっとすごく話しにくい事、嫌なことなんだ…

 私はついにいたたまれなくなり、あとはお父さんに任せることにして、こう言った。

 「じゃあ、私は先に寝るから。お休み。」
 
 一人ベッドに入りながらも、今頃、エミはパパに何かショッキングなことを打ち明けているのだろうか。パパはちゃんと対処してくれるだろうか。明日の朝になって、「大変なことになったよ」とか言われちゃったらどうしよう、ああイエスさま… そんなことを悶々と考えながら、いつしか私は眠りに堕ちた。

 朝、早くに目が覚め、階下に降りていくと、部屋が心なしか夕べよりも片付いている気がする。私ったら、いつの間に片付けたんだろう? などと思いながら、一人でコーヒーを飲んでいた。 

 するとそこにエミが降りて来た。

 「Happy Mother's Day! Mom!」

 「あら! ありがとう。 … もしかして、これ、エミが片付けてくれたの?」

 「そうだよ。母の日だから。」

 「もしかして、夕べずっとここにいたのは、私が寝たら片付けようと思って、私がいなくなるのを待ってたの?」

 「そう。」

 ひゃー! やられたー! 私ったら、何を一人でネガティブな想像してたんだか。(苦笑) エミ、あらぬ疑いをかけてごめんね。 そして今夜の夕食は、エミとみんが二人で作ってくれるらしい♪

 ま〜やとケンも、朝の第一声は「Happy Mother's Day!」で、大きなハグと、学校で作った可愛いプレゼントをくれた。 下の写真は、母の日だから一緒に写そうよと言って、今朝、教会に行く前に写した写真。この時のケンはなぜかぐずっていて、すごい顔をしているが。(笑)

 ついでに、子供の日のケンの写真。

 教会では、3週間前から育児に関するメッセージがシリーズで語られました。先々週は子供を祝福することについて。先週は躾けることについて。今週は子供を手放すことについて(創世記2:22−24)。育児の最終ゴールは、子供を手放すこと、つまり成熟した社会のメンバーとして親元から自立させ、自分自身の家庭をもたせること。「生めよ、増えよ、地を満たせ」という神様の命令は、子供が親から離れ、配偶者と結び合う(Leave to cleave 創世記2:24)ことなしには達成しえない。そして、いつも全ての中心に神さまを据えること。(申命記6:4−9)

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