ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

蝉時雨

 今日も100度を越える猛暑。蝉がすごい勢いで鳴いている。

 お昼はバーバラ、ゲイルと3人でランチ。前回この3人で会ったのは確か半年ちょっと前で、氷点下10度くらいのものすごく寒い日だった。今回はこんなに暑くて、なぜいつもこう極端なのだろう。そういえば、新聞のお天気欄だったか、シカゴ在住の人のコメントが出ていて、「This is Chicago. It's either too hot or too cold. Life goes on.」とあって笑った。確かに。
 今、あることを祈りつつ求めていて、そのことについて先輩でもある二人に相談したところ、「Go for it!」と励ましてくれた。もう少し祈って、はっきりとした確信が得られたら、行動に移し始めようと思う。

 日本のプールで、排水口に7歳の女の子が吸い込まれて亡くなった事件、ものすごくショック。きっとうちのま〜やくらいの子だったんだろうなと思ったら、考えただけで身体が震える。だいたい、プールの排水口に吸い込まれる事件って、今回が初めてじゃないよね。あちこちで起きていることなのに、どうしてもっと安全を確保できないのか。今回は特に、流水プールでものすごい勢いで水を吸い込んでいるところで柵がはずれているのが発見されたのに、修理に向かう間ポンプを止めるでもなく、利用者に水から上がってもらうでもなく、ただ口頭で注意を促していただけだったなんて、あまりにも甘い。 プールの排水口も、人が吸い込まれるほど大きな穴というのがそもそも設計の欠陥じゃないかと思う。ぼぼるパパは、水以外のものが吸い込まれた時には、ポンプが逆流して水を吐き出すような仕組みになっていれば良かったのに、と言った。ほんとにその通りだ。せめて異物が吸い込まれた時には自動的にポンプが止まるとか、何らかの安全装置が働いても良さそうなものだ。
 排水口に人が吸い込まれる事件は、実はアメリカでも起きている。数年前、セントルイス(違うかも)の町の噴水でそういうことがあった。噴水の池の部分は水深30センチほどだけれど、中央は3〜5メートルの深さで、その底に排水口があったらしい。公園のプールで水遊びをして涼んでいた子供が足を滑らせ、そのまま中央に吸い込まれ、それに気づいたお兄ちゃんが助けようとして吸い込まれ、さらに二人を助けようとした父親も続いて吸い込まれた。周りにいた人たちも次々に飛び込んで彼らを助けようとしたけれど、腕をつかんだものの、水流が激しくて引っ張り上げることができず、結局3人とも亡くなった。奥さんは、二人の子供と夫を一遍に失った。彼らはシカゴからの人たちだったので、この事件はシカゴトリビューン紙の一面に大きく取り上げられていた。この家族はクリスチャンで、教団のカンファレンスに参加するためにその町を訪れていたそうだった。お葬式での奥さんの凛とした姿の写真と、悲しみの中にあってもなお主に信頼するコメントをしていたのがとても印象的だった。

 日本はようやく梅雨があけ、夏本番のようですが、皆さん、どうぞ安全にお過ごしください。海でも山でも川でも湖でもプールでも遊園地でも、どこに行かれるにしても、主の守りがありますように。

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