ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

最近の子供って…

 昨日掃除をしていたら、ガレージに続くドアのかげで、ヒクヒクとケンスケの泣き声が。あれっと思ったらゆっくりとドアが開き、外で友達と走り回って遊んでいたケンスケが泣き顔で立っていた。
 「Mommy, I'm bleeding...」
 一体どんな大怪我をしたのかと、ドキッとしながらケンスケを抱き寄せ、ジーンズを脱がせてみると… そこはほんのちょこっとのかすり傷と、針の先ほどの小さな血が出ていただけだった。なーにがI'm bleedingよ、大袈裟な、と内心思いつつ、「おお、よしよし、痛かったねぇ」と慰める。絆創膏を両膝に貼って(片方は血も出てないのに)、おでこにキスして一丁上がり。

 それで思ったのだけど、最近の子供って、あんまり怪我しない気がする。うちだけかなぁ? 
 私が子供の頃は、年中ひざやひじに大きなかさぶたがあったものだった。砂利道で転んで、皮膚がえぐれて肉が見えてるー!ぐらいの怪我なんて、しょっちゅうだったよ。それで赤チンたっぷり塗って。私はお転婆だったのだ。二階の窓から屋根伝いに下に降りるとか、物置の屋根の上で遊ぶとか、塀の上を歩くとか、階段を10段ぐらい飛び降りるとか。私の友達(女の子)で物置の屋根から落ちてあごを切って数針縫った子とかいたなぁ。私は公園のブランコで、立ちこぎしていた状態から何を思ったのか足を宙に浮かせ、勢いで高いところまで行った木の板(座るところ)が顔に激突して、唇を切って血を滴らせながら家に帰ったこともあった。(これ、頭に当たってたら実は危なかったかもしれない。これで亡くなる子供もいるそうで、そのためアメリカのブランコの座席は木ではなくゴム製になっている。)あと原っぱに生えてる草で、摘もうとするとうまく摘めなくて、葉っぱで指がサクッと切れてしまうのとかあったね。ナイフで切ったかのようにざっくり切れたものだった。そんな感じに私はしょっちゅう血を見る怪我をしていたけど、うちの子供たちはほとんどない。やっぱり、外で遊ぶと言っても、ちゃんとメンテナンスされた公園か芝生のフィールドがほとんどだから、転んでもそんなに大したことにならないのかな。公園の地面はウッドチップスや廃タイヤをリサイクルしたゴムの床が敷き詰めてあったりするし。親としては安心なのだけど、でもケンスケ、針の先ほどの血が出たくらいで、そんなに泣きなさんなよ。(^^)
 そういえば、ケンスケはキンダーガーテンになってから、水曜日の夜の教会の子供プログラムのクラスが、今までの男女一緒の幼稚園児クラス「レインボーズ」から、男の子オンリーの「ロイヤルレンジャース」になった。ロイヤルレンジャーズとは、ボーイスカウトみたいな感じで、聖書の学びと共に、キャンプなどを通してアウトドアスキルを習得したり、男性同士の縦横のつながりを通してチ−ムワークやリーダーシップ、奉仕精神などを実践で学ぶプログラム。この教会のリーダーの一人はロイヤルレンジャーの活動を称してこう言った。「It brings out a man in a boy, and a boy in a man.」日本語に訳せばさしずめ「少年からは男らしさを引き出し、男性からは少年らしさを引き出す」かな。リーダーの大人の男性たちも、嬉々としてこのプログラムに参加してるんだよねー。これからが楽しみ♪ (日本でもこのプログラムをやっている教会は少しあるみたいですね。)

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