ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

余り物

皆さんは何かを作るときに、材料を適当に買ってきて作り始めてみたものの、いろいろ足りないものがあってあとから買い足しに行くことがよくありますか。それともいつもきっちり買い物のリストを作って、過不足なく用意する方ですか。あるいは、足りなくなると困るからと材料を余計に買って、結局使わずじまいになってしまうタイプでしょうか。

はちこに言わせると私は3つ目のタイプなのだそうだ。道具箱の中には前のプロジェクトの残りの金物がどっさりあるのに、何か作るとなるといつも新しくしかもどっさりと買い足してくるので、使わない部品ばかりどんどん増えて、お金の無駄使いもいいところだと言う。

しかし、これには少々誤解もある。使っていない部品で使えるものはもちろん使うが、ものを作るには微妙に規格の違うネジだとか、長さや太さの違う釘が必要なことも多く、しかも細かい部品は一箱何十本という単位でしか売っていないので、いきおいいろいろな種類の金物がたまってしまうのだ。それに食べ残しのご飯と違って、放っておいても腐って捨てることはないのだから、本当にいつか使う日が来るかもしれない。長い目で見てほしいものである。

などということを考えていたら、最近大学のそばで面白いものを見つけた(下の写真)。鉄道の陸橋なのだが、明らかに一番外側の橋桁が使われずに余っている。いかにも「これくらい作っておけば足りるだろう」とニョキニョキ立てておいて、ふたを開けてみたら一組余分でした、という感じがして可笑しい。しかもごていねいにちゃんと白いペンキまで塗ってある。アメリカのこういうおおざっぱなところが私は大好きだ。

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